060128 on 09:12

■親はいつまでも若くない

石油ストーブ.jpg 今使っている石油ストーブは、超長年愛用していて
 遡れば中学の頃から自室で使っていたように記憶している。
 
 こっちで買えばいいのにね、とも思わないでもなかったんだけど、
 何故かわざわざ仙台から送ってもらった。
 あれ、クルマで持ってきてもらったんだったかな。
 まぁ、どっちでもいいや。
 
 ぶっちゃけ20年近く、マウチを暖めてくれてるんですよ。
 
 
 このストーブについては語りたい話が山ほどあるけど、大して面白くないので割愛。
 しみじみするのはマウチだけだ。
 
 で、ストーブで思い出したんだけど、こないだおかしな電話があってね。
 
  ママン:ねぇ、アンタ、電気のファンヒーター持ってったっけ?
  マウチ:は? 持ってきたのは石油ストーブだよ。
  ママン:そうだっけー。白い小型のファンヒーター知らない?
  マウチ:知らないなぁ〜。ピンクの丸い電熱器みたいなのは持ってきたよ。
  ママン:それまだある?
  マウチ:ないなぁ。たぶん引越したときに誰かにあげたか、捨てたか…
  ママン:違うのよ白いやつ。ゴーッて温風出るやつ。
  マウチ:だからそれは知らないよ。妹の部屋で使ってたでしょ。
  ママン:それをね、妹が自宅の洗面所に置きたいから、って電話がきたのよ。
  マウチ:まぁ、洗面所サイズだよね、あれは。
  ママン:アンタが持ってってないなら、もう一回探してみるわ。
  マウチ:そうして。妹に訊いてみたら? どこにしまったか。
 
 ママンの言う“白いファンヒーター”は、雑誌くらいのサイズで
 トイレとか洗面所に置くのにちょうどいいサイズなのね。
 それをマウチの妹が、結婚前に実家で自分の部屋で使ってたんだよ。
 どう考えてもそれで部屋は暖まらないと思うんだけど、意外と部屋も暖まる優れもの。
 
 妹の家は一軒家だし、冬は洗面所とか寒いのよ。
 東北の人は判ると思うけど、冬の洗面所とか脱衣所って、死ぬよ。
 死ぬよ、ってか、冗談じゃなくてお年寄りが脳溢血とかおこすのはそういう場所だもの。
 リビングとの温度差が急激に下がる場所ね。
 妹のところは、小さい子供が二人いるから、湯冷め防止にヒーターは必須かもしれない。
 
 念のため、マウチからも妹に電話してみたのね。
 そしたらさぁ。
 
  妹:え。それはもうとっくに、ひと月くらい前に持ってきたよ。
 
 ……………。
 ママン! ちょっとちょっと。大丈夫かしら。
 まさか60を目前にボケはじめた訳じゃないでしょうね。
 
 みたいな不安が、こみあげる。携帯を握りしめて、マウチと妹は愕然。
 や、いつもならね、いつもっていうか、数年前ならね、笑って済ますこともできたんだけど。
 そもそも天然キャラだからさ、ママン。
 天然キャラだけど、今回みたいなもの忘れはしたことなかったのよ。
 だもんで尚更笑えない。
 
  妹:ちょっとー。いくら実家がすぐだからってさぁ、私も毎日会ってる訳じゃないのよ〜。
  マ:だよねぇ…
  妹:下手したら一週間くらい電話もしないし顔も見ない、とかあるしさぁ。
  マ:まさか、実はどっか具合悪いところがあるけど誰にも言ってない、とかないよね?
  妹:ギャーやめてー! 密かに倒れてるとかナシだよ〜。
  マ:怖い…。ひとりだから余計怖い。
  妹:人間ドッグとかも行かないしさぁ。
  マ:誕生日プレゼントに人間ドッグ予約すればよかったね。(※余談だがママンの誕生日は1月)
  妹:じゃあさ、母の日は?
  マ:あ、それいい。今年から、毎年母の日は人間ドッグ。
  妹:お金払ったんだから行ってよね! みたいな。そしたら行くかも。
  マ:それだー。そうでもしないと行ってくれないよきっと。
  妹:もー…。明日でもさ、ファンヒーターの話ついでに顔見てくるよ。
  マ:そうして〜。なんか心配。
 
 こんな話を姉妹でする日がこようとは。
 
 
 実家に帰ろうかな、と思うのは、こういう瞬間。


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